約1ヶ月通った語学学校の話
Dumelang! (ボツワナの言葉でこんにちはの意味)
どうもSUKEです。
もう5月の終盤だというのに、最高気温が一桁になったりするミネソタの気温に体がやられてきました。だいたい1週間の半分は雨ですし鬱なりますわ。
さて、今回の記事では、およそ1ヶ月通った語学学校について書きたいと思います。
長期休みを利用して、アメリカに短期の語学留学に行きたいと考えている学生や主婦、社会人の方々必見です!
学校情報
今回私が通った学校は、ELS St.Paulという語学学校です。
ELS St.Paulは、University of St. Thomasのミネソタ校の中に所在しています。
University of St. Thomasは、
ミシシッピ川沿いに位置しており、治安がよく清潔でとても穏やかな雰囲気の大学です。
2つの市にまたがるキャンパス内は専用シャトルバスで移動することが可能です。
シャトルバスは20分ごとに運行しており、学生は無料で利用できるので有効活用必須!
ミネソタ州はアメリカ北東部の五大湖付近に位置しており、アメリカ各州の中でもかなり田舎に分類される州だと思います。
私の大学のアメリカから来ている教授も、ミネソタに行くと伝えたら
「はは!正気かい?あそこには何にもないよ!」という反応をしていました。失礼な話です。笑
ここで疑問を持った方がいらっしゃると思います。
『語学学校って大学が経営してるんじゃないの?』
物知りな方ならそう思わないのかもしれませんが、僕はそう思ってました。
この質問の答えは、時々YES、時々NOです。
少しだけ解説します。
語学学校の2つのタイプ
アメリカの語学学校は、大きく2つのタイプに分けられます。
一般の語学学校か、大学付属の語学学校かです。
1.一般の語学学校
一般の業者が、
街中のビルの一角や大学のキャンパスの片隅を借りて経営する語学学校です。
ELS St.Paulはこのタイプに属します。
こうした語学学校の多くは都会に位置しており、どこもアジア系の人が多く、例えば1~2ヶ月から半年、アメリカでの生活を体験するために在学しているという人も少なくありません。
2.大学に付属している語学学校
大学が副業として語学学校を経営することもあります。
この語学学校で開講される科目は、大学の科目ではなく、その大学に合格していない人でも学べます。もちろん単位も認められません。
「付属の語学学校で、ある一定のレベルの科目を、それなりの成績で修了すれば、入学許可を与える」という大学もあり、アメリカの大学でに入学したい人が通う語学学校の大半はこのタイプの語学学校です。
アメリカ人学生と接することはありませんが、
語学習得への意欲が高い学生ノンネイティブの学生が集まりやすいことから、
こちらのタイプの方が、語学力は伸ばしやすいかもしれません。
どちらのコースでも、ESL (English as a Second Language)という言葉が使われているので、もし語学学校に通いたいという方は注意しましょう。
授業形態
ELS St.Paulでは、いくつかのコースの中から自分が受講したい授業形態を選択することができます。
今回私が受講したのは、セミインテンシブコースという形態でした。
このコースは、午前中だけ授業を受けて、午後は自由に使えるというコースです。
自分は、学校以外の各種アクティビティを充実させたいと考えていたので、このコースはうってつけでした。
ELSは、全部で12個のレベルで分かれており、入校初日に行われるプレイスメントテストで、レベルの振り分けが行われます。レベル12が最高のクラスです。
アメリカの大学への入学を目指す人は、1ヶ月(4週間)ごとに行われるテストをパスすることを目指します。
1ヶ月ごとに1レベルずつ上がっていき、ノンネイティブの人は12をパスした段階でアメリカの大学への入学が可能になるそうです。
(飛び級する方法もあるらしいがよくわからなかったので書きません。)
授業そのものは、座学的な感じではなく、いわゆるアクティブラーニングで行われました。
先生が簡単に説明して、生徒同士で習った文法を使って話し合うなどといったアクティビティが多かったです。
日本でもこういった勉強法を中高でできれば英語力は簡単に伸びそうだなと感じる授業形態でした。
まともに英語を喋ろうとする人を笑う人がいる環境が存在する限り厳しいのかもしれませんが。笑
感想
結論としては1ヶ月非常に楽しく過ごすことができました。
自分のクラスは韓国人3人、タイ人1人、チリ人1人、サウジアラビア人2人、ベトナム人1人、そして自分の総勢9人での授業を約4週間受けたのですが、各々の学習意欲が高く、バックグラウンドもそれぞれで、非常に刺激の多い環境だったように思えます。
パイロットになりたい人、エンジニアになりたい人、弁護士になりたい人など英語を学習するモチベーションは本当に人それぞれで面白かったです。
日本人がいなかったことで、日本語を使う機会がほとんどなかったことも楽しめた要因の一つでした。
一応たった1ヶ月ではあるのですが、ちゃんと卒業式もあり、その月に卒業する人たちは、全員短いスピーチをする機会もありました。事前に知らされてなかったので多少テンパりましたが。笑
しかし、やはり1ヶ月で劇的に英語力を向上させるのはかなり厳しいので、もし短期留学に行くことを考えている人たちは、日本で英語の下地をしっかりと作ってから語学留学に行くことをお勧めします。
それでは!
Sala sentle!(ツワナ語でさようならの意味)
youtubeやってるので見てくださると嬉しいです!
https://www.youtube.com/watch?v=wxsgG5Ma8s0
SUKE