ボツワナで同性愛が解禁された話
Dumelang!
どうもSUKEです。
今回は、ボツワナで同性愛が解禁されたニュースについて書きたいと思います。
ニュースの概要
CNNのニュースによると、ボツワナの最高裁判所は2019年6月11日に
合意に基づいた同性愛を非犯罪化するという判決を下しました。
「同性との恋愛」「みだらな行為」を犯罪とする、
イギリスに支配されていた植民地時代に制定された刑法条項の合憲性を問う訴訟を提起し、
ハボローネ最高裁判所は3月14日、その申し立ての審理をしていました。
マイケル・ルブル判事は、
「民主的社会は寛容、多様性、そして率直さを取り入れている社会である」と述べ、
「差別的法律はLGBTQの人々に害を及ぼすだけでなく、社会全体に悪影響を及ぼしている」とも述べました。
判決が言い渡されると、法廷内では歓声が上がり、LGBTQの活動家たちがキスや拍手をしたり、同性愛者の権利擁護運動を象徴する虹色の旗を振ったりしました。
(LGBTQや同性愛のシンボルカラーは虹色)
今回の判決が下される以前までのボツワナの法律では、
同性愛者には最高で禁錮7年の刑が科せられていました。
ILGAによると、54ヶ国あるアフリカ諸国のうち、少なくとも31カ国が同性愛者の性的接触を違法とする法律を制定しております。
世界で見てみると同性愛を犯罪とする国は国連加盟国内に70ヶ国(半分アフリカ)あり、そのうちの26ヶ国は懲役10年から死刑までの罰則を設けています。
個人の見解
ボツワナに来てわずか数日でこれほど大きいニュースが飛び込んでくるとは思いませんでした。
ボツワナに来た際、
街中では全然同性のカップルなどを見かけなかったのに、
ナイトクラブには同性愛者をカミングアウトしている方がたくさんいて、
なんだこのギャップは?と思っていました。
ボツワナでは同性愛は犯罪だったのですね。今回のニュースで初めて知りました。
僕は同性愛者ではありませんが、
個人的に今回の判決のような、社会が人々の自由と尊厳を守ることができるように変化することはとても良いことだと思います。
かなりこのような話題はデリケートなので触れないようにしていましたが、
ボツワナで変化が起こったということで取り上げてみました。
皆さんも興味があれば調べてみてください。
それでは!Sala sentle!
SUKE