大学生YouTuber/SUKEのアフリカ日記

こんにちは!SUKEです。youtubeやってます。このブログは海外生活、アフリカ、ボツワナについて各種コンテンツを発信するブログです。

現代に残る狂気!アフリカの黒魔術とは!

 

Dumelang!

 

どうもSUKEです。

 

 

魔法。

 

皆さん一度は子供の頃に憧れたことがあるのではないでしょうか。

 

魔法使いサリー」や「美少女戦士セーラームーン」、

最近だと「魔女の宅急便」や「FAIRY TAIL」など魔法はいつの時代も人々の憧れです。

 

しかし、現実世界にある魔法(魔法と信じられているもの)は、

空想の世界ほど良いものではありません。

 

特にアフリカに昔から根強く残っている魔術はとてつもなく狂ったものばかりです。

 

今回はそんなアフリカの魔術について解説します!

 

今までアフリカ大陸では、根拠のない魔術信仰による恐ろしい事件の数々が後を絶ちませんでした。

 

オカルト好き、魔法少女好き、雑学好きは必見です!

 

 

 

これは怖すぎ!悪しき習慣アフリカ黒魔術

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ここからはアフリカの黒魔術について詳しく解説していきます。

 

現代に残る悪しき習慣であるアフリカの黒魔術。

今まで次々とアフリカで起こった日本では考えられない事件の数々は黒魔術を理由にして物が少なくありません。

 

ぜひこれを読んでアフリカの黒い歴史に触れてみてください!

 

 

アフリカ黒魔術の歴史

 

そもそも魔術の歴史が始まったのは、

Robert M. Placeの2009年の著書、「Magic and Alchemy」に概説されているように、

原始的で儀式的な霊的崇拝に起因したものとされています。

 

原始的な霊的崇拝のうち、

人に害を及ぼさない祈りは白魔術(雨乞いや豊作祈願など)、

それ以外の人に害を及ぼすことを目的とした祈りは黒魔術としてその当時からカテゴライズされていました。

 

魔術に対する考え方が変化したのは16世紀のヨーロッパからでした。

 

当時ルネッサンス期真っ只中であったヨーロッパでは、

悪いことがあると何かにつけて黒魔術のせいにしており、その結果として魔女狩りなどが盛んに行われました。

 

この時代、自然魔術とみなされていたもの(占星術錬金術天文学や科学など自然分野について考えるもの)は上流階級などに愛され保護されていましたが、

それ以外は全てキリスト教の観点から異端とみなされており、

それまでは良しとされていた白魔術でさえも迫害の対象となりました。

 

アフリカも同様で、昔から行われていた原始的で儀式的な霊的崇拝に起因した祈りが、

魔術として様々な地域で信じられてきました。。

 

ヨーロッパと違い、技術的、学術的な発展が遅かったアフリカでは、

世界と比較してはるかに長く根強く魔術の信仰が残っています。

 

そのためアフリカ、特に西アフリカでは呪術師が今でもなお強い権力を持っており、

「呪術師に従わなければ呪い殺される」と信じている人が今でも少なくないそうです。

 

この呪術によってアフリカの発展は長い間妨げられてきました。

 

医療分野やインフラ分野において、いくら科学的な措置を施しても、

呪術師がそれは良くないというと呪術師が行ったことが優先される。

 

そんなことがまかり通ってきたことで、アフリカが正しい科学に触れる機会は奪われ続けてきました。

 

近年では、呪術がデタラメであるということを理解している人は増えてきましたが、

情報へのアクセスが限られている田舎の地域では依然として呪術の影響は強いです。

 

 

 

アフリカの黒魔術によって起こった事件

 

ここからは、アフリカで黒魔術信仰によって起こった事件をいくつか紹介します。

まじでとんでもない事件ばかりです。心して読んでください。

 

アルビノ狩り

 

1つ目はアルビノ狩りです。

 

アルビノとは、

先天的なメラニンの欠乏により体毛や皮膚が白く、毛細血管が透けて見えることで赤い眼を持っているように見える症状です。

 

劣性遺伝や突然変異によって発現し、広く動物全般に見られシロウサギやシロヘビが有名なアルビノの例です。

ほとんどの場合、視覚的な障害を伴って生まれてくることが多く、

色素が薄いため日光(特に紫外線)による皮膚の損傷や皮膚がんのリスクが非常に高いです。

またその色から、外部から発見されやすく自然界での生存は極めてまれである。

そのため、しばしば神聖なものやあるいは逆に凶兆とされ、

信仰の対象として畏れられてきました。

また、動物の場合は観賞用としてもとても人気があります。

こちらはアルビノのシマウマです。

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なおアルビノは、正常な遺伝情報により白化した白変種とは異なります。

 

 

ヒトのアルビノは医学的に先天性白皮症と呼ばれます。

 

こちらがアルビノのモデルさんの写真です。

 

 

アフリカの一部の国では、アルビノには不思議な力があると信じられていて、

アルビノの方を狙った事件が後を絶ちません。

 

タンザニアでは、

アルビノの人肉は「権力や幸福、健康をもたらす」と呪術師が主張しているため、

「薬」の材料として高値で取引されていたり、アルビノとの性交渉で、

AIDS(後天性免疫不全症候群)が治るというデマが今でも信じられています。

 

そのためこの地域ではアルビノ狩りが今でも行われています。

 

また、2017年9月のAFPの記事によると、

モザンビークでも17歳のアルビノの少年が殺され流事件が起きました。

その少年は頭を割られて脳みそを取り出されていたそうです。

 

呪術師が流すデマのせいで年間で何人もアルビノの人々が犠牲になっています。

 

割礼

 

割礼とは、一般的に男子の性器の包皮の一部を切除する風習のことです。

日本でも時々医学的に手術を受ける方がいらっしゃいますね。

 

アフリカ東部の場合は、女性がこの割礼を受ける習慣があります。

 

女性器を樹脂でくっつけたり切除したりするなどの、ただの性的暴行です。

 

後遺症や死につながる感染症をまねくこともありますが、

いまだにアフリカ東部では呪術師の影響で広く行われています。

 

この地域の女性は割礼を受けないと結婚できないと決められているそうです。 

 

 

身売り

 

アフリカでは黒魔術の呪術師の言いつけによる身売りなども起こっています。

 

www.afpbb.com

 

2014年9月にナイジェリアにて黒魔術のための生贄として、

処女であると偽って妻を売り渡そうとした男と、

呪術師2人が逮捕される事件が起きました。

 

逮捕された男性は薪拾いを口実に妻を森に誘い出し、

黒魔術師2人に80万ナイラ(約55万円)で売ろうとしたところ、

人妻であることに黒魔術師らが気付いたため、取引は土壇場で取り消されました。

 

このように、アフリカでは呪術師に言われれれば、

妻でさえも黒魔術のために売り飛ばそうとするという事件も起きています。

 

 

 

まとめ

 

今回はアフリカで今もなお根強く残る黒魔術について解説しました。

 

上記の事例から分かるように、つまりアフリカでの黒魔術とは人々に思い込ませることなのです。

 

しかし、情報へのアクセスができないことから田舎の人々はそれを信じてしまい、

その結果アルビノ狩りのような残酷な事件が起きてしまっています。

 

アフリカの発展のためには呪術師の信仰から人々を脱却させる必要があります。

 

貿易自由化や、

www.sukeafrica.work

通貨統合など、

www.sukeafrica.work

様々な改革によって順調に発展を進めているアフリカで、

まさに今!

呪術師は自分を守るために黒魔術を使っているかもしれませんね。

 

 

それでは!Sala sentle!

 

SUKE